2018-06-07 第196回国会 参議院 農林水産委員会 第21号
欧州の事例では、養鶏場で発生したアカダニなどの害虫駆除の目的にこのフィプロニルを使用したと聞いていますが、欧州、韓国共に違法に使用された結果としてフィプロニルが卵で検出されたということですけれども、日本でもこうした違法使用が起きない保証はありません。国内対策のためにも、こうした海外の事例をきちんと情報収集して、使用した理由や、どのような方法でフィプロニルを使用したのか検証すべきではないでしょうか。
欧州の事例では、養鶏場で発生したアカダニなどの害虫駆除の目的にこのフィプロニルを使用したと聞いていますが、欧州、韓国共に違法に使用された結果としてフィプロニルが卵で検出されたということですけれども、日本でもこうした違法使用が起きない保証はありません。国内対策のためにも、こうした海外の事例をきちんと情報収集して、使用した理由や、どのような方法でフィプロニルを使用したのか検証すべきではないでしょうか。
この結果、アカダニの発生という問題がありました。それからその次には、やっぱりこの凍霜害にかかった茶が真っ赤になってもう品物にならない、商品にならないということから、これを刈り取るにはやはり労力が要ると、さりとてうっちゃっておいたんでは将来に対して、二番茶等に対して影響が出てくるというようなことで、刈り取ってみたところがその後お茶の芽が出なかったというようなところもあるわけであります。
有機燐剤の中でもポリドールなどを強く使い出したのは、アカダニの発生のためなんです。アカダニは、害虫発生の歴史を見ますと、戦争前にはそんなにひどくなかった。戦後DDTを使ってからアカダニが非常に発生したという。むしろ、新しい農薬によって新しい害虫がはびこったという最もいい事例なんです。
私は青森県ですから果樹について申し上げますと、あのホリドールその他は何に使ったかというと、これはアカダニ駆除のために使っています。アカダニというのは、DDTが入るまではそんなに繁殖しなかった虫なんです。DDTを使って他の害虫を駆除した場合に、このアカダニは発生してきている。調べてみますと、アカダニの中に寄生するごく小さなカブトムシも全部殺してしまうほどDDTは強かった。
ただ、用途につきまして、たとえば毒物なら毒物の化学名に出ております最初のEPNといいますか、こういったものにつきましては、これは殺虫剤だ、殺虫剤で、たとえばアカダニその他の虫にきく。
それから早魃の関係でございますが、これは杉のアカダニ等の防除に対して補助金の問題でございますけれども、これにつきましては、とりあえず既定予算の突発害虫駆除費の使用並びに松クイ虫の駆除費からの流用によりまして補助金一千三百五十七万円の交付を行いまして、スギハ虫、千八百町。スギハダニ、六千六百七十町について、重点的に防除を行うことにいたしております。
七、干ばつのため異常発生した杉のアカダニ等の防除に対しては、補助金を増額する。 八、造林地並びに苗圃の干害に対しては、補植に対する適切なる助成を行う。 右決議する。 昭和三十三年八月二十九日 衆議院農林水産委員会 趣旨につきましては、今日まで質疑応答によって明らかになっていることでございますから、この際これを省略いたしたいと思います。
○倉成委員 アカダニの防除について林野庁長官から承わりましたところでは、現行の予算でやるというように聞いておりますが、現行の予算では非常に少額でありますし、これでは足らないような気がするわけであります。また、法定病害虫として指定されるというふうに聞いておりますが、この点について明らかにしていただきたいと思います。
○石坂説明員 今回の旱害によりまして、杉、檜等の造林地にお話のアカダニが発生いたしまして、かなりの被害があることを承知いたしております。その他、スギハムシ等も発生いたして、これまた被害が相当のものがあります。そこで、これに対しましては、現在の予算のうちで、突発害虫駆除費というものが御承知の通りございます。